CSSで制御する事のできる表示位置に関するポジション属性のリストです。フロートの記述方法についてはこちらで説明しています。
目次
CSSプロパティのポジション属性に関するリスト
- overflow: ★;※ボックス範囲からはみ出た要素の制御
- position: ★;※ボックスの位置や座標点を指定
- top,right,bottom,left※positionの数値
- visibility: ★;※表示・非表示の指定。領域は残る
- z-index: ★;※重なりの順を指定
- clip: ★ ★ ★ ★;※要素を切り抜きする際に指定
overflow: ★;
値 |
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任意のブロック要素からテキストや画像がはみ出た場合にどのように扱うかを指定する属性。
float
をかけた場合、それの親要素は囲む力を失ってしまうためレイアウトが崩れてしまう。フロートによる崩れを解決する簡単な方法は親要素にoverflow: hidden;
を指定する。
他の方法としてはフロート属性のかかった要素の弟要素(次にくる)にclear: both;
を指定する、もしくはクリアフィックス(clearfix)という方法もある。
overflow: visible; /* フロートによる崩れを回避したい場合 */ #container{ overflow: hidden; } #main{ float: right; } #sidebar{ float: left; }
position: ★;
値 |
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ボックスの位置や座標点を指定する属性。この属性と合わせてtop
right
bottom
left
を使い細かい指示もできる。
スクロールしてもついてくるメニューや特殊なレイアウトを使用したい等に使える。
static
を指定している場合はtop
right
bottom
left
属性は使えない。
また、fixed
はIE6までは対応されていない。
position: relative; right: 50px; bottom: 20px;
top,right,bottom,left: ★; ※position属性の数値
値 |
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数値指定(相対) |
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数値指定(絶対) |
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position属性
の値にrelative
、absolute
、fixed
を指定していた場合に指定できる。
static(通常位置 初期値)
を値にしていた場合は無視される。
position: relative; right: 50px; bottom: 20px;
visibility: ★;
値 |
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表示だけを消す場合に指定する属性。見た目そのものが消えるだけでボックス自体は残る。領域そのものを消したい場合はdisplay: none;
を使用する。
また、表の行や列を詰めたい場合にも指定。ただしFirefox以外はうまく対応していないもよう。
visibility: hidden;
z-index: ★;
値 |
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ボックス同士を重ねて表示したい場合に指定する属性。重なり順を自由に指定できる。position属性
の値をrelative
、absolute
、fixed
に指定した場合に有効。
.box_1{ position: relative; z-index: 0; } .box_2{ position: relative; z-index: 1; }
clip: ★ ★ ★ ★;
値 |
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領域の四方を基準とした切抜きを指定する属性。position属性
の値をabsolute
、fixed
に指定した場合に有効。
記述方法はrect[上 右 下 左]
と一括で指定。
clip: 10px 20px 30px 40px;